政治(総理や大臣)と官僚との関係についての後編です。シェア・拡大よろしくお願いします。
「政」と「官」の関係について【後編】
前回は政と官の話をしましたが
少し言葉足らずのところありましたので、後編としてもう一回取り上げたいと思います。
前回は政治家と官僚ということでお話ししましたが、
政治家と官僚、これはあいまいな言葉でちょっと不正確です。
正確には内閣と官僚、内閣は大臣、副大臣、政務官といった人たち、
そしてトップに総理大臣がいて、各役所を統括することになっています。
法律上そうなっています。これが民主主義の基本です。
「政」と「官」、正確には「内閣」と「官僚」の関係について、
私の財務官僚時代の経験もふまえて解説いたします。
新型コロナウィルス感染拡大により影響を受ける事業者支援の「持続可給付金」のための、申請サポートセンターが開設されていますので、お知らさせていただきます。
政治(総理や大臣)と官僚との関係について。シェア・拡大よろしくお願いします。
最近新型コロナの景気対策について、財務省が悪い、しょうもない条件を付けたり、
財政出動を渋ったりしている。なにをしているんだ?!という意見があります。
また、検察官の定年延長について総理大臣が法律改正の前に
法律の解釈を勝手に変えて延長してしまっているのは、私は大きな問題がある思います。
マスコミなどではこれらの件に関し、財務省の場合は「役人が勝手に決めるな」、
逆に検察官の場合は「政治が勝手に介入するな」というような批判があります。
「政」と「官」の関係について、まずは法律上はどうなっているのかという観点からはじめて、
整理して解説したいと思います。
これまで新型コロナ対策として設けられた納税先延ばしについて説明しましたが、今回は年金保険料についてお届けします。シェア・拡散よろしくお願いします。
厚生年金保険料等の納付猶予の特例について
厚生労働省の資料を解説します。
【日本年金機構】
新型コロナウイルス感染症の影響による納付の猶予(特例)
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2020/20200501.html
「厚生年金保険料等の納付猶予の特例について」(PDF 338KB)
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2020/20200501.files/01.pdf
「猶予(特例)の申請の手引き」(PDF 965KB)
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2020/20200501.files/02.pdf
納付の猶予(特例)申請書(PDF 1,316KB)
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2020/20200501.files/03.pdf
納付の猶予(特例)申請書(エクセル 169KB)
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2020/20200501.files/04.xlsx
”京都市”では、5月15日(金)からオンライン申請が始まります。
(郵送申請の場合は、6月上旬に申請書送付予定とされています)
オンライン申請の手続きを行えるのは、4月27日時点の世帯主のみで、世帯主のマイナンバーカード(暗証番号を把握した署名用電子証書と有効な電子証明書が搭載されていること)が必要です。
オンライン申請では、世帯の給付対象者の名前は記載されていないので入力漏れにご注意ください。
◇振込開始時期
令和2年6月上旬(予定)
※お問い合わせ・相談窓口は以下の通りです。
【特別定額給付金コールセンター】
◇始 期:令和2年5月13日(水)
◇応対時間:平日 午前9時~午後8時
土日祝 午前9時~午後6時
◇電話番号:0570-074-428
またその他、何かありましたら「北神圭朗事務所」までご連絡ください。
電話:075-315-3487(平日9時から17時30分)
おはようございます!お陰様で「北神圭朗の正心誠意」の登録者数が500人を超えました。
まだの方は、是非とも登録をお願いします!
今回は、兵法の古典である「孫子」の言葉に照らして、新型コロナ対策についてお話しします。
シェア・拡大もよろしくお願いします。
【東洋思想に学ぶ】勝兵は鎰を以て銖を称るがごとく
前回に引き続き、東洋思想のお話です。
今回は 孫子の一節を解説します。
孫子は中国春秋時代の軍事思想家である孫武の作とされる兵法書であり、
現在でも防衛関係者、政治家、経営者にとどまらず幅広く読まれています。
「勝兵は鎰を以て銖を称るがごとく」
兵法は、一に曰わく度、ニに曰わく量、三に曰わく数、四に曰わく称、五に曰わく勝。
地は度を生じ、度は量を生じ、量は数を生じ、数は称を生じ、称は勝を生ず。
故に勝兵は鎰(いつ)を以て銖(しゅ)を称(はか)るがごとく、敗兵は銖を以て鎰を称るがごとし。
勝者の民を戦わしむるや、積水を千仞(せんじん)の谷に決するが若きは、形なり。
【訳】
兵法とは、第一に戦う国土の広さ、第二に投入する物資の量、
第三には動員する兵力、第四に戦力の比較、第五に勝敗を考えることである。
国土の広さや距離を考えた結果によって投入すべき物資の量を考え、
投入すべき物資の量によって動員すべき兵数を決め、
動員すべき兵力によって敵味方の能力を比べ、戦力比較によって勝敗を決める。
故に、勝利する軍は重い重りをもって軽い重りと比べるようなもので、
敗れる軍は軽い重りをもって重い重りと比べるようなものだ。 勝利する者の戦い方は、
ちょうど満々とたたえた水を千尋の谷に一気に落とすように、相手に守る隙を与えない。
それが戦う態勢を整えるということだ。
【参考URL】
https://tactical-media.net/%E5%8B%9D%E5%85%B5%E3%81%AF%E9%8E%B0%E3%82%92%
E4%BB%A5%E3%81%A6%E9%8A%96%E3%82%92%E7%A7%B0%E3%82%8B%E3%81%8C
今年の大型連休はなかなか外出できませんが、共に乗り切ってまいりましょう!今日の動画は危機管理の考え方について、論語の言葉を引用してお話ししています。
今回は皆さんと一緒に東洋思想を勉強したいと思います。
論語の一節 「鶏を裂くのに牛刀を用いる」を紹介します。
これは論語にある「孔子の弟子の子游が小さな町の長になった時に 国政で扱うべき礼楽を小さな町に適用していたことを、孔子が冗談で比喩的にいった」という話です。
「小さなことを処理するために、大げさな手段を取る必要はない」ということのたとえですが、日本人にはもともとこのような感覚が根強くあると思います。
平時においてはこのような感覚は美しいものとして受け入れることができますが、有事においては、「兵力の逐次投入」のような結果をもたらす弊害もあるのではないかと思います。 今回のコロナ対策、緊急事態宣言等にも関連させながら解説します。