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今回は、兵法の古典である「孫子」の言葉に照らして、新型コロナ対策についてお話しします。

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【東洋思想に学ぶ】勝兵は鎰を以て銖を称るがごとく

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前回に引き続き、東洋思想のお話です。

今回は 孫子の一節を解説します。

孫子は中国春秋時代の軍事思想家である孫武の作とされる兵法書であり、

現在でも防衛関係者、政治家、経営者にとどまらず幅広く読まれています。

「勝兵は鎰を以て銖を称るがごとく」

兵法は、一に曰わく度、ニに曰わく量、三に曰わく数、四に曰わく称、五に曰わく勝。

地は度を生じ、度は量を生じ、量は数を生じ、数は称を生じ、称は勝を生ず。

故に勝兵は鎰(いつ)を以て銖(しゅ)を称(はか)るがごとく、敗兵は銖を以て鎰を称るがごとし。

勝者の民を戦わしむるや、積水を千仞(せんじん)の谷に決するが若きは、形なり。

【訳】

兵法とは、第一に戦う国土の広さ、第二に投入する物資の量、

第三には動員する兵力、第四に戦力の比較、第五に勝敗を考えることである。

国土の広さや距離を考えた結果によって投入すべき物資の量を考え、

投入すべき物資の量によって動員すべき兵数を決め、

動員すべき兵力によって敵味方の能力を比べ、戦力比較によって勝敗を決める。

故に、勝利する軍は重い重りをもって軽い重りと比べるようなもので、

敗れる軍は軽い重りをもって重い重りと比べるようなものだ。 勝利する者の戦い方は、

ちょうど満々とたたえた水を千尋の谷に一気に落とすように、相手に守る隙を与えない。

それが戦う態勢を整えるということだ。

【参考URL】

https://tactical-media.net/%E5%8B%9D%E5%85%B5%E3%81%AF%E9%8E%B0%E3%82%92%

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