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 これまで10年間、皆さまの力強いご支援に支えられ、衆議院京都4区で活動してまいりました。

 しかし、昨年末の総選挙では、私の力不足により、皆さまのご期待に応えることができませんでした。党に対する様々なご意見ご批判を真摯に受け止め、投開票日の翌日から街頭に立つなどして、捲土重来を期して頑張ってきたところです。

 だからこそ、今回の参議院選挙に立候補することは、私にとって身を引き裂かれる思いがあります。しかし、同志からの強い要請のみならず、落選した私に対して、ここまで手を差し伸べ、期待を寄せていただいている皆さまからの激励もあり、1日でも早く国政に戻り、仕事をするために立候補を決意いたしました。

○「3つの課題」に取り組みます!

 何をしたいのか。
①まずは京都の地域の課題です。

 私が活動してきた京都4区には、亀岡市、南丹市、京丹波町といった農村地帯があります。衆議院議員として、農林業の活性化のみならず、舞鶴の国際拠点港や縦貫道の整備、南部の国際戦略特区の整備に取り組んできました。

 これら課題をはじめ、様々な地域の課題について、継続して取り組んでまいります。

②次に経済政策です。

 「アベノミクス」は、過度な円高を解消し、「気分」を明るくするという面では一定の評価ができます。しかしながら、金融が活性化するだけでは、中小企業や生活者の厳しい状況は変わりません。
 私は経済産業大臣政務官のときに、経済政策にも携わってきました。一時的で、派手な政策だけでなく、やはり、将来の成長率を引上げる、地道な政策が大切です。
 企業が地元で活動しやすくするための規制緩和、法人税の見直し、さらには、今後減少する労働人口をできるだけ維持するためにも、女性の社会進出を応援します。また、貿易立国として躍進していくために、TPPをはじめ自由貿易を推進する必要があります。
 何よりも研究開発に力を注いでまいります。我が国の研究開発は、企業主導でしたが、リーマンショック以後、その投資額は激減しています。だからこそ、国が民間企業と協力して、中長期的な研究開発の予算を充実していかなければなりません。それこそが、「技術立国 日本」の再建につながります。

 京都には、世界で勝負してきた中堅・中小企業がたくさんあります。また、1200年の悠久の歴史の中で培われた伝統産業があり、これは日本文化の中核をなす重要な産業です。私は20年間アメリカで過ごした経験から、「世界の中の日本、世界の中の京都」のために、大いに力を尽くしてまいります。

③最後は、教育です。京都の宝である子どもたちの教育は、極めて重要です。

 「あこがれ」こそが、教育の原点です。子どもたちがあこがれる、歴史上の人物たちの「生き様」を学ぶことにより、「カッコいいなぁ、自分も頑張ろう!」と志が芽生えます。また、我が国に立派な先輩たちが大勢いることを知ることにより、郷土愛と愛国心を育むこともできます。「教育立国」の政策にも、力強く取り組んでまいります。

 以上、衆議院議員2期7年の経験を活かして、京都のため、日本のために全身全霊、頑張ってまいります。大変厳しい戦いになりますが、皆さまのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

北神けいろう

 

※民主党京都府連は4月6日、今夏の参院選で北神圭朗前衆院議員を擁立すると発表し、記者会見を行いました。また、4月16日に民主党本部において公認を決定いたしました。