北朝鮮の拉致問題に関する特別委員会で質問に立ちました。
北朝鮮の核関連施設の凍結・解体の見返りに、軽水炉の建設費の一部をわが国が負担したわけですが、この約束が反故にされ、北朝鮮が核開発を進めたことによりこのプロジェクトは終了し、わが国は貸付金の返済を求めてきました。
これは私が一昨年、また昨年の予算委員会分科会でも取り上げてきた問題です。
しかし政府は、この北朝鮮が返済することになっている朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の軽水炉建設費用に対する国際協力銀行(JBIC)の融資残高448億円について、事実上、肩代わりすることを決めました。
これまでの姿勢を大きく転換したわけですが、最近の北朝鮮情勢の推移を踏まえながら、質問しました。