プロフィール

HOME >> プロフィール‐ごあいさつ

ごあいさつ

「国富の増強につとめる」

新たな年をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 昨年は、東日本大震災で多くの尊い命が失われました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 あの悲劇の中で、密かな期待をしました。この国難を乗り越えるために、私たち国民が、小異を捨て、大同団結するのではないか、と。ところが、政治の対応もまずかったのかもしれませんが、一ヶ月ほど経ったら、テレビなどの報道も、ふたたび犯人探し、足の引っ張り合いに終始しました。残念でなりません。
 東日本の復旧復興は、最優先の課題です。原発事故も、完全な収束には数十年単位かかりますが、着実に進めて参ります。しかし、他方で、私たちの置かれている状況は、今回の震災を超えて、さらに厳しいものがあります。
 私は、野田内閣の中で、経済産業大臣政務官に就任しました。私の仕事は、「国富を増強する」ことです。このままでは、数年後、日本の貿易・経常収支も赤字になり、私たちの雇用や生活は苦しい状況に追い込まれます。
 円高や電力事情により、企業は海外に逃避する。原発の替わりに火力発電に頼れば、天然ガスなど海外から大量の資源を買わなければならない。輸出が減り、輸入が増え、貿易収支は赤字になります。
 経常収支は、おおざっぱに言えば、この貿易収支に海外投資からのお金の出入りを加えたものです。これも、今後はよほど頑張らない限り、赤字になります。ということは、国に入ってくるお金よりも、出ていくお金が多くなるということです。つまり、日本は「じり貧」の過程に入っていくということです。
 したがって、国家主導で、自動車、電機などの戦略産業に加えて、再生可能エネルギーや福祉介護分野などの新しい産業を強力に振興していく必要があります。自動車は、次世代の車の分野で、従来の自動車からの買い替えを含めれば、これから世界的に巨大な需要が起きてきます。福祉介護分野は、雇用を生む効果が大きく、長寿社会にふさわしい国内産業です。
 他方で、国内の消費も増やさなければなりません。就職難の反面、中小企業は人手不足です。中小企業に馴染んでもらうために、学生を個別の企業に仲介することもやり始めています。
 また、もっとも貯蓄をもつ長寿世代については、将来不安を解消するためにも、持続可能な社会保障とその恒久財源を確立しなければなりません。
 日本は一流の国家国民として、世界の競争に勝たなければならない。そのためには、何といっても、経済活力を持ち続けることが不可欠であります。
 これからが日本の正念場でしょう。世界の中で日本がさらされている熾烈な競争に目を向ければ、国内で足を引っ張り合っている場合ではありません。
 私は、こうした強い危機感をもって、日本の国富の増強に邁進して参ります。
 皆様のご理解とご支援をさらに賜りますよう、 心よりお願い申し上げて、年頭のご挨拶といたします。

北神けいろう拝

プロフィール

    サイトの更新履歴

  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月